ビッグオフモデル
HONDA XLV750R

 15年の走りを経てボロく変貌しつつあるXLV750R
この素晴しいメカはホンダが作りたもうた恐るべきトレールマシン、XLV750R第295号車です。
これまでXLVの現状がお恥ずかしい為、私は公開を意図的に避けていました。しかし最近一段と
XLV熱が加熱しつつあり、ページを開きました。今期冬からはXLVの美化にいそしむ予定です。
つまりマイブームですね

XLVは1983年に300台国内市販した限定車です。NV系45度Vツインを空冷化したエンジンを
積みます。角断面フレームをオイルタンクにするドライサンプです。OHC3バルブ、ツインプラグ、
油圧式バルブクリアランスオートアジャスト機構、シャフトドライブ、F・フォークのスタビライザー、
キャリアと一体化した工具箱等、独特の物が有ります。車載工具にはフロントのセミエアサスで
使用する注射器型ポンプやダイヤル型の空気圧ゲージが付いてる他、メインキーもカラフルな
装飾仕様。極めて豪華装備の高級オートバイです。それをこのような姿にしてしまうとはな〜。
世間的には不人気車でしたがXLVファンの目からすれば、これは至宝であり人生の友であり、
デザインと極限まで徹底した赤の色使いは近代芸術の傑作です。一例を出せば国産市販トレ
ール車で初採用されたXLVのフロントディスクブレーキ。そのディスクプレート等はセンター部や
プレート断面のエッジ部分も赤塗装が加えられてます。VF750Fと同型のキャリパーも然りです。
外装も全て成型色の赤ではなく、赤塗装がなされた特別な物が用いられています。(しかし、5年
前に発注した新品ライトバイザーはXL600R用らしき成型色品でした。現在は一切判りません。)


XLV750Rの画像をざっと紹介します。大体こんな感じです。
XLV側面

側面
XLV全面
 XLV後面
前面                     後面
ポンプがどこかに紛れてしまった。整理すれば見つかるでしょう。
XLVにかけた意気込みが伝わる豪華装備(今は使い古してこんな感じですが)
新車からたった11300キロ走行程度で何故!、こんな姿に・・・。
タンク(PANZERではない) 中央、湿式エアクリーナーBOX。実際のタンクは左右張り出し部分。
独特のU字型で昔乗ってたXT600Zテネレの30リッターより巨大。だが、容量は19リッターだ。
エアクリーナーBOXカバーに当たるので市販通常アルミハンドルは装着不可。80モトクロッサー
用なら付きそうに思えるがこの超重トレールに幅の無いのはどうもちょっとマズイ。

そして・・、悲しみ・・・・

破れてガムテープ、ビシバシのシート硬化して裂けたフォークブーツファイナルギヤオイルが漏れ出したリヤハブ周り

ガ〜〜ン!                ガ〜〜ン!!           ガ〜〜ン!!!

キャブクリーナーがかかったらこうなってしまった・・・悲しみのシリンダー土手で1回転半してふっ切れた後のツケが・・・、悲しみのタンク

ガガ〜〜ン!!                     グワアアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜!(血涙)

マシンは我が所有のスーパー・ナイス・杉山コレクションの中で只一台、新車で買って乗り出したマシンだったのに
今や解体屋スペシャルに近い。で、今は解体屋スペシャルをレストアした我が70年代車群の方が程度がいい。
何て、こったとしか言えません。 全ての悲しみを消し去る為には新車という誇りを捨てレストアベースである事を
素直に認めましょう。まさに今がその時かな。認識を改め新車を目指し、レストアをかける時代が来ました。

な〜〜んてね、この程度、屁みたいな物です。軽レストアです。機関も絶好調だし。
でも、懐具合がな・・。今回も技で金欠をカバーする何でも再生で仕上げるのじゃ!。


と、まあこういうもんです。かっこいいっしょ!。ねっ!、ねっ!。さあ、XLVの中古を探しませう・・
冗談はさておき、XLVのライディングフィールを書きますと、ズト゛ト゛ト゛ト゛キ゛ュワア〜〜〜ン
といった回り方。大昔乗ってたヤマハ3気筒のXS750スペシャルに似た感じに思います。もっとも
XSのアクセル戻して停止する時のト゛ト゛〜〜ンって音は良かったな、アレだけはXLVのツインは
真似出来ない。加速時はリヤサスが延び、ケツが持ち上がる感じ。フロントはカチッとした硬い
感じ。ゴツ石ダートではポンポン踊ります。あとグリップのいいダートでもコーナーである程度の
バンク角を越えると一瞬でグリップを失い真横向きますので余り傾けず小刻みにトラクションして
多角的にスライドさせた方がいいようです。でないとタンクが一瞬で(↑状)になって心に物凄い
ダメージを受ける危険があるでしょう。アスファルト上では特に問題なく走り至って乗り易いです。
取り回しは乾燥重量こそ195キロですがハンドル位置も重心も高いので傾くとCB750FOURより
も遥かに重さを感じるバイクです。強いて言えばタンクの上に人載せたような重みかな。タンク
空でもそこそこ手応え有りです。ダートでフロントごけ防止を意識しながら乗る事にしてます。
アクセルターン等は必ず極端に斜め前方遠くに脚をつく事。タンク幅も有るのでそれ位でないと
バンク角が圧倒的不足です。どうも異様なインプレになる傾向なのでこの辺にします。
車体サイズが家で最大のXLVとエンジンサイズ最大のCB。並ぶと異様。
その2
両車が並ぶと車格はこれ位違う。まさに巨大戦艦です。でもエンジンの幅はCBが凄いですよね。
ちなみにXLVはハンドルを切るとライト周りがタンクに食い込んだようになります。タンク張り出し
幅が判ります。XLVは人類史上に輝く超級文化遺産に違いないのでこれ以上コケたくないです。
皆さん、XLVは大事に乗りましょう!。私もこれからずっと、そうしたいと思います。


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