SUZUKI RA125
うちのRAです。元は解体屋で1万円で購入した事故車です。
テーマは「ポンコツをいかに交換ではなく再生で直すか」ここ
に有ります。部品が無いから再生という理由でなく、交換後、
ゴミ決定の劣悪外装や腐蝕部品を今後も第一線で活躍させ
てやるために、部品は有ってもこいつらを見捨てない事です。
現存数が限られた地球上のRAパーツを消費する事も無く、更
には、どうしようもないほど腐った事故車を再生する事により
新たなるRA125を純粋に地球上に1台増やした事になります。
これと並んでもう一つ盛り込むのは経年劣化著しい樹脂部品
に塗装品質を与えます。無塗装の樹脂パーツは一般的です。
大量生産しないと安くなりませんので80年台車の樹脂パーツ
は見慣れたものに思います。しかし、1個の部品に常に1人、
付きっ切り手を加え、時間に糸目をつけないならコスト度外視
RA125が誕生するはずです。以前は実用メカとして見てた為
考えもしなかったけど、RA125という製品自体が貴重な存在
の今日はノスタルジックな青春時代に浸る名車として乗ろうと
考えてます。オフローダーとしてはいつもと少し違った趣向で
絶版旧車再生の視点からRAを仕上げてみようと思います。
ベースは”これ”です!この有様となり野ざらしコーナー行きです。
検証ではロードでのかなりの大ゴケ。全体に削れまくり痛々しい。
構成する部品の一つ一つに中古車を見返す機会を与えねばなり
ません。その時”彼”はマシンとして期待に応えてくれるでしょう!。
当然だがウレタン塗装面は普通限りなく鏡面に近い仕上げを
加える事で光沢を得ている。ABSに対応して柔軟性を上げた
ので剥離は抑えられる。残すはチェーンとスプロケ交換です。
ABSをバーナーで発色する場合は限界も有ったが、塗装なら
紫外線劣化も鈍るし削れようとも問題にならない。少なくとも
粉々にでもならなければ半永久に無交換で済むと考える。
作業内容の全ては書ききれないが、錆び落とし、矯正、溶接から
塗装まで1日12時間平均で32日目に一段落着きました。予算は
車両代1万を含めても4万円行きませんでした。しかし、日給1万
で12時間×32日労働すれば中古買ってもお釣りも付くでしょう。
外装は塗装仕上げにした事でタンク並みの発色を得て新品をも
上回ってる事は確かです。地球上に1台のRAが増えたのも確か。
このネタはとりあえず成功と言えます。私もRA乗りになれました。
RAの写真(特にヘッドライトバイザーの塗り分けにしびれてました)
を眺めて溜息をついていた日々とおさらばできます。
かなり派手!
変型を