続編
沢山湖林道 (92年)
K氏・ババモト氏等、来るものが有る雪道戦士達
が全国各地に旅立った後はこんな感じだ。左の
ユウジ氏と右の熊ちゃん氏である。ユウジ氏は後
にプロボクサーとして闘いやがてはその経験を活
かし整膚師開業への道を開くに至った。熊ちゃん
氏はオフロードを始める前提で上田に来た。住居
探しは駐車場にある私のXT600Zテネレを見ただ
けで、即決した人物でアルピニストでもある・・・。
またしても一筋縄では行かない人達が集まった。
マシンは私がTS125、熊ちゃん氏はXL125S、だが
恐るべき事に、ユウジ氏はジョグなのである。既に
型破りな挑戦が見て取れる。
しばらく走った辺りで待ってみた 音も聞こえてこないので様子見に行く。
この作戦は上田で最初にドカ雪が降った晩に行く
という計画になっていた。全行程が雪道である。
予想通り沢山湖林道で既に新装備の性能テスト
が出来そうな位に雪は多い。新装備と言っても
スキー板が短いだけである。結果は短く切り過ぎ
て揚力が稼げず失敗。埋まっただけ。ソリの先端
の曲げ角と先端の長さが圧倒的に不足したので
浮き上がってこない。実験してしばらく待ったが、
後続の音さえも聞こえてこないので様子を見に
引き返してみた。すると・・・・・
椅子のようにジョグが埋まっていた。 ザイルで牽引する事にした。
しばらく戻るとXL125Sがライトの明りに浮かび上
がった。激闘を伺えるいい顔した2人が現れた。
そして、路肩の地面に生えるオマルの様な物体
・・・・・・それがジョグだった。しかしフロアボード
まで見事に埋没し、まさしくそれは"生えている”
としかコメントできない。試しに跨ると路面と一体
化してしっかりとした安定感があった。とりあえず
発掘して点検するとエアクリーナー・キャブの内部
に堅い氷がぎっしりと詰まっている・・・取れない。
エンジンの熱で雪が溶けて吸い込んでしまったよ
うだった。ホイールハブも同様に固着していた。
とりあえず、ホイールだけは回るようにして9mm
ザイルで牽引して戻る事にした。圧雪はまあいい
としてアイスバーン帯に入る林道出口から帰宅ま
での3km程が恐怖の牽引に成りそうだ。お互い、
どちらがミスっても大転倒必至なので腹をくくって
お互いを信じ挑んでみた。中々、ナウい試みだ。
無転倒で無事5時間半の冷凍ゾーンより帰宅した。
マシンを降りると疲労から腰が抜ける事も多いの
が我々の企画する雪道部隊なのだが、この日は
3人とも各自玄関前で雨合羽のズボンが脱げず
最後は全員はいずって部屋へ消えて行った。
沢山湖林道・保福寺林道 (93年)
林道入り口の万年アイスバーン 私のXL250R(保福寺林道) 息で出来たツララ
この時はもう1人増えている。ミスター河氏である。
マシンはXL125Rでの参加。以降青葉商会よりXL
250Rパリダカールを手に入れ参加する事になる。
ちなみにユウジ氏がXL250R、熊ちゃん氏はCRM
、私もXL250Rという状況である。この日は初っ端
河氏のXL125Rが転倒でクラッチレバーを折って、
戦線より離脱したのでこの付き添いで行ったり来た
りするうちに午後10時を過ぎていたので、蝶が原
林道は中止した。深夜2時にお開きとなった。